順伸クリニック眼科では、特殊外来として「小児弱視・斜視外来」を設けております。
強い遠視や乱視などの屈折度数異常などが原因で視力の発達が妨げられている状態を「弱視」といいます。また、やはり強い遠視などが原因で眼の軸ずれが起きてしまっている(左右の眼が同じ方向を向いていない)状態を「斜視」といいます。いずれも発見が遅れると改善がしにくくなる可能性があるため、早期発見・早期治療が大切です。
弱視と斜視の検査は専門性が高いため、視能訓練士によるより精密かつ正確な検査が必要です。「視能訓練士」とは国家資格であり、眼科全般の検査のプロフェッショナルである専門技術職です。当クリニックの小児斜視・弱視外来では、視能訓練士の方に来ていただき、眼科医師と共同で皆さまの診療に当たらせていただいております。
これまでは小児弱視・斜視外来は毎週火曜日の午後の1枠のみとしておりました。この5月から、従来の視能訓練士(大学病院で長く弱視・斜視診療業務に携わっていた方です)に加え、もうひとりの視能訓練士(複数の小児専門病院での豊富な勤務経験を持つ熟練の方です!)の勤務が始まりましたので、追加枠を水曜日の午後に設けました。
斜視が気になる、あるいは斜視かも?と思われる方(及び保護者の方)は、可能でしたら火曜日午後もしくは水曜日午後の「小児弱視・斜視外来」を指定して受診くださるようお願い申し上げます。また、一般外来で検査及び診察した結果、弱視や斜視の疑いがある、と診断した場合も、2回目以降は小児弱視・斜視外来での診察をお勧めさせていただく場合がございます。
※小児弱視・斜視外来でも一般眼科の患者さんの受診は可能ですので安心してご来院ください。