平成31年3月18日に10年以上の空白期間を経て診療を再開した順伸クリニック眼科ですが、おかげさまで本日をもってリニューアルから1年が経過いたしました。
ここに無事に1周年を迎えられたことに、クリニックの運営に携わるすべての関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
小児科に併設された眼科クリニックということもあり、受診される患者さんは中学生以下のお子様の方が大多数を占めております。近年はタブレット型電子機器や携帯ゲーム機の発展・流通に伴い、低年齢の頃から近方作業時間が以前よりも長くなっている傾向にあり、近視を発症する（それも低年齢で発症してしまう）お子様が増加しており、当クリニックにも学校の視力健診で初めて引っかかり、要受診の用紙を持参される方が多くいらっしゃいます。
当クリニックでは、小児の視力回復を目的とした仮性近視治療、ならびに近視進行抑制アプローチに特に力を入れております。
4月から新学年を迎えられる小児・学童の方におかれましては、まもなく行われる年に1度の視力健診で引っかかってしまうことがもしありましたら、どうぞお気軽に用紙を持参していらしてください。近視は発症早期は「仮性近視」といって、文字通り「仮性」なので本物の近視ではなく見かけ上の近視（偽物の近視）になっている状態のことが多いです。すなわち近視を指摘されて間もない段階であれば、仮性近視の治療を行うことで視力回復する希望があります。近視を発症してから長時間が経過してしまうと、本物の近視（真性近視）となってしまい、治療しても視力は回復しなくなる場合が多いです。仮性近視の治療内容につきましては、今後当ブログで随時紹介してまいります。
成人の方におかれましても眼のことで何かありましたら、お気軽にご相談ください。小児科併設の眼科というだけで、決して「小児眼科」専門の眼科、というわけではありません。「眼科も小児だけと思っていた」という声もけっこうよく聞かれますが、大人の方でも受診可能です。コンタクトレンズやサプリメントも取り扱っておりますので、興味がありましたら遠慮なくいらしてください。
