小児期、思春期

5.吃音症(きつおんしょう)について

一般的には「どもり」といい、3歳と6歳ころに発症のピークがあると言います。筆者も小学校入学前頃に、どもりのひどい親戚のヒトの真似をしているうちに「どもり」が発症したことがあります。初めの言葉がなかなか出ないために会話に困りました。

一般的な治療は、患児にはゆっくり話させるように指導し、親はゆっくりと話を聞くようにすることが大事であると言われています。昔から幼児期には言葉の数が増える時期なので発症するとも言われていますが。どもりの改善の体験談としては、歌を歌っているときは「どもらない」ことに気づき、自信がつきました。

家族や友達と話すときはゆっくりと話し始め、発語に詰まりそうなときは同じ意味のほかの単語に置き換えてしゃべるとどもりにくくなることを体験し、次第に改善していきました。また、中学生になると英語の朗読でもどもりませんでした。

最近では「どもり」の家族性発症や染色体の異常などが報告されています。青年期には、薬物投与による治療も報告されています。しかし小児期の「どもり」の大部分は、言語発達途中における一過性のもののようです。好きな歌を歌わせて、患児に自信をつけさせてみるのはどうでしょうか。